保険適用の矯正|滋賀の矯正 ウイング栗東矯正歯科クリニック

診療時間
月・火・金 12:00~13:30 / 15:30~21:00
土 9:00~13:30 / 15:30~19:00
矯正相談無料
menu
診療時間
月・火・金 12:00~13:30 / 15:30~21:00
土 9:00~13:30 / 15:30~19:00
矯正相談無料
Insurance

保険適用の矯正

先天疾患による矯正治療は、
健康保険が適用される
場合があります

先天疾患による矯正治療は、健康保険が適用される場合があります

ウイング栗東矯正歯科クリニックは、保険適用の矯正治療を行なえる医療機関です。 噛み合わせに生じた異常が国の定めた疾患である場合の矯正治療、顎変形症により顎の外科手術が必要とされる場合の手術前・手術後の矯正治療は、健康保険による矯正治療の対象となります。 以下の特定の疾患がある方、顎変形症の手術が必要な方の場合は、健康保険が適用される矯正治療が検討できますので、どうぞご相談ください。

これら保険適用される矯正歯科治療を行える医療機関は、厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生(支)局長に届け出た保険医療機関のみになります。

顎変形症のうち、あご切りの手術を併用して矯正歯科治療を行う方

先天疾患による矯正治療は、健康保険が適用される場合があります

上下あるいはどちらかの前歯が正常な位置よりも極端に前方に傾斜・突出しており、面長で前歯が噛み合わせられない状態の方で、あご切りの手術を併用した矯正歯科治療(外科的矯正治療)の必要があると診断された場合に、健康保険が適用される矯正治療の対象となります。
歯並びだけではなく、顎の突出や顎のゆがみの治療をご希望の方など、矯正治療だけでは治療が困難とされる患者さんに適用されます。この場合は、矯正治療と外科的手術ともに保険が適用されます。

永久歯が生えてこない(埋伏歯)

永久歯が生えてこない(埋伏歯)

何らかの原因により生える方向が悪く、顎骨や歯肉に埋まった状態の永久歯が3本以上ある場合は、矯正治療が保険適用の対象になります。
生えてこない永久歯を長く放置すると、ほかの歯が生える位置を阻害することで噛み合わせが悪くなったり、隣接する永久歯の根を吸収してしまい歯根が短くなり、歯のぐらつきの発生するリスクが高くなります。そのため、早期に治療する必要があります。

永久歯の数が少ない(先天性欠如)

永久歯の数が少ない(先天性欠如)

本来生えるべき永久歯が、生まれつき生えない状態で、6本以上永久歯が無い場合に、矯正治療が保険適用の対象になります。
永久歯が生えてこない場合、乳歯がそのまま残ったり、空隙歯列(すきっ歯)になる症状があります。乳歯は虫歯になりやすく、隣接する歯が空いたスペースに侵入すると歯並びだけではなく、咀嚼や発音にも影響が出るケースがあります。矯正治療ですき間を閉じることにより、将来的にブリッジやインプラント・入れ歯などの治療が回避できる可能性があります。

厚生労働省が定める疾患

先に記載の顎変形症(あご切りの手術が必要な方)、6歯以上先天的に永久歯が不足している方、
3歯以上前歯部および小臼歯部に埋伏歯がある方に加え、
以下、「別に厚生労働大臣が定める疾患」について矯正治療の保険適用が可能です。

  • 唇顎口蓋裂
  • ゴールデンハー症候群(鰓弓異常症を含む。)
  • 鎖骨頭蓋骨異形成
  • トリーチャ・コリンズ症候群
  • ピエール・ロバン症候群
  • ダウン症候群
  • ラッセル・シルバー症候群
  • ターナー症候群
  • ベックウィズ・ウイーデマン症候群
  • 顔面半側萎縮症
  • 先天性ミオパチー
  • 筋ジストロフィー
  • 脊髄性筋委縮症
  • 顔面半側肥大症
  • エリス・ヴァンクレベルド症候群
  • 軟骨形成不全症
  • 外胚葉異形成症
  • 神経線維腫症
  • 基底細胞母斑症候群
  • ヌーナン症候群
  • マルファン症候群
  • プラダー・ウィリー症候群
  • 顔面裂(横顔裂、斜顔裂及び正中顔裂を含む。)
  • 大理石骨病
  • 色素失調症
  • 口腔・顔面・指趾症候群
  • メビウス症候群
  • 歌舞伎症候群
  • クリッペル・トレノネー・ウェーバー症候群
  • ウイリアムズ症候群
  • ビンダー症候群
  • スティックラー症候群
  • 小舌症
  • 頭蓋骨癒合症(クルーゾン症候群及び尖頭合指症を含む。)
  • 骨形成不全症
  • フリーマン・シェルドン症候群
  • ルビンスタイン・ティビ症候群
  • 染色体欠失症候群
  • ラーセン症候群
  • 濃化異骨症
  • 6歯以上の先天性部分無歯症
  • CHARGE症候群
  • マーシャル症候群
  • 成長ホルモン分泌不全性低身長症
  • ポリエックス症候群(XXX症候群、XXXX症候群及びXXXXX症候群を含む。)
  • リング18症候群
  • リンパ管腫
  • 全前脳胞症
  • クラインフェルター症候群
  • 偽性低アルドステロン症
  • ソトス症候群
  • グリコサミノグリカン代謝障害(ムコ多糖症)
  • 線維性骨異形成症
  • スタージ・ウェーバ症候群
  • ケルビズム
  • 偽性副甲状腺機能低下症
  • Ekman-Westborg-Julin症候群
  • 常染色体重複症候群
  • 巨大静脈奇形(頸部口腔咽頭びまん性病変)
  • 毛髪・鼻・指節症候群(Tricho Rhino Phalangeal症候群)
  • クリッペル・ファイル症候群(先天性頸椎癒合症)
  • アラジール症候群
  • 高IgE症候群
  • エーラス・ダンロス症候群
  • ガードナー症候群(家族性大腸ポリポージス)
  • その他顎・口腔の先天異常(※)
(令和6年度保険改定時点)
※…顎・口腔の奇形、変形を伴う先天性疾患であり、当該疾患に起因する咬合異常について、歯科矯正の必要性が認められる場合に、その都度所轄の厚生局・支局に内議の上、歯科矯正の対象とすることができます。

● 治療における注意点等

矯正治療にともなう一般的なリスク・副作用

・矯正治療の一般的な治療費は60万~150万円、一般的な治療期間は2~3年、一般的な治療回数は24~36回となります。使用する装置、症状や治療の進行状況などにより変化しますので、参考程度にお考えいただき、詳細は歯科医師にご確認ください。 
・機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。 
・当院でご提供している「クリッピーC」「デーモンクリア」は、薬機法(医薬品医療機器等法)において承認されている装置です。 
・最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。 
・治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生えそろっている場合は、一般的に1年半~3年を要します。小児矯正においては、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)に行なう第1期治療で1~2年、永久歯がすべて生えそろったあとに行なう第2期治療で1~2年半を要することがあります。 
・歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。 
・装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者さんのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。 
・治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。 
・歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。また、歯肉が痩せて下がることがあります。 
・ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。 
・ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。 
・治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。 
・治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。 
・問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。 
・歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。 
・矯正装置を誤飲する可能性があります。 
・装置を外すときに、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物など)の一部が破損することがあります。 
・装置を外したあと、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。 
・装置を外したあと、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物など)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。 
・顎の成長発育により、歯並びや噛み合わせが変化する可能性があります。 
・治療後に、親知らずの影響で歯並びや噛み合わせが変化する可能性があります。 
・加齢や歯周病などにより、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。 
・矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。

外科矯正にともなう一般的なリスク・副作用

・公的健康保険対象となるのは、自立支援医療(育成医療・更生医療)指定医療機関または顎口腔機能診断施設の指定を受けた医療機関のみとなります。指定を受けていない医療機関での外科矯正治療は、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
・手術は全身麻酔のもとで行ないます。
・2~3週間程度の入院が必要となり、入院前には検査のために通院していただきます。
・手術後は部分的な麻痺やしびれが出たり、まれに鼻の変形が見られることがあります。
・骨を固定するために頬側からビスを入れてプレートを留める場合、数ミリの切開が必要となることがあります。ただし、ほとんどわからない程度の小さな傷です。
・手術後しばらくは口があまり開かないので、食生活に不都合を感じることがあります。
・手術後半年から1年くらいで、プレート除去手術のため再度1週間程度の入院が必要となることがあります。