インプラント矯正|滋賀の矯正 ウイング栗東矯正歯科クリニック

診療時間
月・火・金 12:00~13:30 / 15:30~21:00
土 9:00~13:30 / 15:30~19:00
矯正相談無料
menu
診療時間
月・火・金 12:00~13:30 / 15:30~21:00
土 9:00~13:30 / 15:30~19:00
矯正相談無料
Implant

インプラント矯正

歯科矯正用アンカースクリュー
(ミニインプラント)を
用いたインプラント矯正とは

歯科矯正用アンカースクリュー(ミニインプラント)を用いたインプラント矯正とは

アンカースクリュー(ミニインプラント)という金属でできた小さなネジを顎骨に埋め込み、それを支えにして歯の移動をコントロールする矯正治療法です。ワイヤーを用いた矯正では、目的とする歯のみを動かす点で難しい場合もありますが、動かない骨を固定源とするため、対応が難しい状態の歯や特定の歯だけを効率的に、より正確に動かす治療が可能になりました。
抜歯を避けられる可能性が高まり、治療期間の短縮も期待できるため、多くの矯正治療に活用されています。

歯科矯正用アンカースクリュー(ミニインプラント)

矯正治療用ミニインプラントは、直径が1.4~1.6mm、長さは5~12mmと非常に小さく、人体の組織と適合性の高いチタン素材です。痛みや腫れが起きにくく、体への負担がおさえられます。治療後は顎骨に埋めこまれたアンカースクリューは除去し、痕が残ることもありませんので安心して治療を受けていただけます。

歯科矯正用アンカースクリュー(ミニインプラント)

インプラント矯正の特長

難しい症例にも対応できる

難しい症例にも対応できる

インプラント矯正治療のメリットとして、従来では対応の難しかった症状も治療できることがあげられます。 アンカースクリューにより動かない骨が固定源になるので、移動が困難とされた方向に歯を動かせるようになりました。複雑な移動をより正確に動かすコントロールが可能になり、たとえば、笑ったときに歯肉(歯ぐき)が露出するガミースマイルの場合には、軽度であればインプラント矯正治療で歯肉の中に歯を押しこめることで、症状の改善が期待できます。
また、矯正治療だけでなく外科的な手術も併用しないと治療が困難とされてきた歯並びに対しても、大がかりな手術をせずに矯正治療が受けられる場合もあります。

難しい症例にも対応できる

抜歯せずに矯正できる可能性が高まる

インプラント矯正の場合、奥歯ごと歯を移動できるため、抜歯をせずに矯正治療が可能になるケースもあります。
たとえば、上顎や下顎の歯が正常な位置よりも前方に出ているような状態では、今までは抜歯により歯が並ぶスペースを確保し、歯を内側に引っ込めていました。
インプラント矯正ではアンカースクリューを固定源に使うため、奥歯も含めた歯列全体を後方に移動できます。これにより、抜歯せずにスペースを確保することが可能となります。
これまでは抜歯が必要と診断された症状でも、インプラント矯正なら元の歯を残したまま、美しい歯並びの実現性が高まります。

治療期間を短縮しやすい

治療期間を短縮しやすい

今までの矯正治療では、本来とは異なる方向に生えている歯に対しては大きな力がかけにくく、歯を段階的に移動するので多くの時間を必要とする場合もありました。インプラント矯正では、より大きな力をかけて歯を移動させられるので、治療期間の短縮を図ることができます。
これまでは数回に分けて歯を移動していた場合も、インプラント矯正では目的の位置まで、歯をまとめて効率的に動かすことが可能になります。
症状にもよりますが、治療時間の短縮を重視している方は、インプラント矯正も検討できます。

動かしたい歯に直接アプローチできる

動かしたい歯に直接アプローチできる

インプラント矯正では、動かす必要のある歯のみを移動できます。ピンポイントで必要な歯だけに力をかけるので、移動したくない歯は元の位置を維持することが可能になります。
とくに前歯をまとめて後方に動かすなど、歯を大きく移動するのに適しているのがインプラント矯正治療です。歯を大きく動かしたあとの状態を整える段階がないので、治療効率向上の点からもメリットといえます。

インプラント矯正の注意点

ミニインプラントを埋め込む処置が必要になる

治療する際には、アンカースクリューを埋め込む処置が必要になります。上顎や下顎の骨など、必要に応じて複数箇所に埋めこんでいきます。
大きな処置ではないですが、外科的処置なので麻酔をします。長くても15分ほどで処置は完了し、基本的には切開不要の簡単な施術です。心配はいりませんが、恐怖心や不安の強い患者さんにとっては抵抗感が大きい方もおられますので、事前にご相談ください。

ミニインプラントが気になる場合がある

アンカースクリューを埋め込む場所は歯並びによって異なります。口の内側や奥歯の歯肉部分に埋め込む場合は、周りから見えない箇所なので目立ちません。
前歯の歯肉に埋め込む場合は、表側なので、笑ったときなどには目につきやすいともいえます。周囲に気づかれないように矯正治療をしたいと思っている方には、見た目が気になるかもしれません。

まれにミニインプラントが脱落することもある

アンカースクリューは一時的に着用する矯正装置です。まれに顎骨の厚みなどの関係により、スクリューが脱落する場合があります。しかし、抜け落ちてしまっても位置をずらして再度埋め込み、矯正治療を継続することが可能です。もし治療中にぐらつきや不安を感じた際には、すぐにご相談ください。

● 治療における注意点等

矯正治療にともなう一般的なリスク・副作用

・矯正治療の一般的な治療費は60万~150万円、一般的な治療期間は2~3年、一般的な治療回数は24~36回となります。使用する装置、症状や治療の進行状況などにより変化しますので、参考程度にお考えいただき、詳細は歯科医師にご確認ください。
・機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
・当院でご提供している「クリッピーC」「デーモンクリア」は、薬機法(医薬品医療機器等法)において承認されている装置です。
・最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。
・治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生えそろっている場合は、一般的に1年半~3年を要します。小児矯正においては、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)に行なう第1期治療で1~2年、永久歯がすべて生えそろったあとに行なう第2期治療で1~2年半を要することがあります。
・歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
・装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者さんのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
・治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
・歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。また、歯肉が痩せて下がることがあります。
・ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
・ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
・治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
・治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
・問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
・歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。
・矯正装置を誤飲する可能性があります。
・装置を外すときに、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物など)の一部が破損することがあります。
・装置を外したあと、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
・装置を外したあと、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物など)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
・顎の成長発育により、歯並びや噛み合わせが変化する可能性があります。
・治療後に、親知らずの影響で歯並びや噛み合わせが変化する可能性があります。
・加齢や歯周病などにより、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。
・矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。

インプラント矯正にともなう一般的なリスク・副作用

・公的健康保険対象となる使用方法と、公的健康保険対象外の自費診療となる使用方法があり、自費診療となる場合は保険診療よりも高額になります。
・骨と化学的な結合をしないため、患者さんの骨の状態や口腔衛生状態によっては脱落することがあります。
・脱落した場合は再埋入を行なうことがあります。脱落部分の骨の穴が回復するまで数ヵ月の時間を要するため、別の部分に埋め込むことがあります。
・歯科矯正用アンカースクリューは骨に埋まっていますが、その頭部は歯肉の外にあるため、ケアを怠ると骨に感染することがあります。
・歯科矯正用アンカースクリューは歯根の間に埋入されることが多いため、埋入時に歯根を傷つけることがあります。