2025.04.23顎変形症下顎前突(受け口)開咬 今月の患者さん2025年04月23日外科手術が必要な下顎前突症(顎変形症)の患者さんです。下顎の正中は左側に大きく偏位しています。骨格性の下顎前突症。前歯部が重度の開口状態です。ガタツキは少なく、上顎前歯の歯軸傾斜をみても大きな唇側傾斜はしていませんので、非抜歯で治療を行いました。動的治療期間(マルチブラケット装置装着期間)は、上下歯列の調整が予想よりも早かったので平均より短く、1年6か月でした。この方は結構早く治療が終了しましたが、顎変形症の患者さんは通常2年半から3年程度の動的治療期間です。横顔、口元のラインもきれいになりました。